四日市市で瓦屋根の葺き替え工事のご依頼です。
雨漏りがある。
屋根を軽くして耐震性を上げたい。
そんな理由から、昔ながらの瓦屋根を葺き替えたいというご要望がここ数年で増えてきたように感じます。
瓦を撤去した後、既存の合板の上に新しい針葉樹合板を貼り、
さらにルーフィング(防水シート)を貼っていきます。
大屋根の下地は無垢の野地板が貼ってありました。
その上に大工さん達が出際よく合板を貼っていきます。
ルーフィングまで貼り終わりました。
あとは板金職人さんにガルバリウムの屋根材を葺いてもらいます。
これは一体何をしているのでしょう?
【隅木】をカットしているところです。
屋根材が変わって、雨樋も違う種類のものになるにあたり、
この隅木の部分が邪魔して樋が掛けられない事がわかったためです。
【てり】といって、屋根の四隅が少し跳ね上がるような形状をしているのですが、
板金職人さんが見事にきれいに納めてくれています。
パッと見ただけでは分からないと思いますが、細かいところもとても繊細に納めてくれています。
雨仕舞もばっちりです。
ガルバリウムの屋根は瓦よりも滑るので、雪止め金具を取り付けることが多いです。
葺き替え工事完了です。
屋根も軽くなり、雨漏りの心配も解消されました。
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瓦屋根の葺き替えには助成金が活用できる
四日市市には、瓦屋根耐風改修工事費補助制度という補助金システムがあります。
部分的ではなく全面葺き替えでなければならないことなどの、いくつかの条件はありますが、
数十万円の助成金が活用できるとしたら、とても嬉しいですよね。
瓦屋根の葺き替えを検討されている方は、一度四日市市に問い合わせてみることをお勧めします。